環境保護団体のGreenpeaceは、IT関連企業の環境保護への姿勢をスコア化して発表しました。Appleが3年連続で最高評価を得ています。
再生可能エネルギーの利用率83%
Appleは、再生可能エネルギー利用率が83%と高く、天然ガスや石炭、原子力の利用がいずれも5%以下と低いことなどが評価され、最高ランクのA評価を受けています。
AppleがGreenpeaceから最高評価を受けるのは、2014年、2015年に続き3年連続となります。Greenpeaceからは、Google、FacebookなどもA評価を獲得しています。
データセンター、直営店の使用電力を再生可能エネルギーへシフト
Appleは、2009年から環境保護への取り組みを強化しており、現在は自社のデータセンターや米国内の直営店Apple Storeで再生可能エネルギーの利用を推進しています。
また、建設が進む新社屋Apple Campus 2の建物屋上にソーラーパネルを敷き詰めて太陽光エネルギーを利用し、使用する水のリサイクルにも取り組んでいます。
Appleは2016年、自社のみならず中国などに拠点を置くサプライヤーとも連携して環境保護への取り組みを強化していることを発表しています。
Source:Greenpeace, AppleInsider
(hato)