今年の第3四半期以降に量産が開始されると噂されている、12.2インチ(または12.9インチ)ディスプレイ搭載のiPad Proですが、同デバイスのディスプレイには国内メーカー シャープのIGZOディスプレイが採用される可能性が浮上しました。
iPad Pro、IGZOディスプレイ搭載か
海外メディアDigiTimesによれば、パネル生産に詳しい情報筋からの話として、iPad Proのディスプレイは、2015年第3四半期以降に量産体制に入るとのこと。市場関係者の声として、今年の上半期には発売されるのではないか、とされていた同デバイスですが、昨日もご紹介した通り、ディスプレイ生産の都合上、第3四半期以降に発売となる可能性が高そうです。
なお、今回新たな情報として、iPad ProにはにはOxide LCDディスプレイが採用される可能性がある、と報じられています。すでにメーカーのコンペに関してもシャープ、LGディスプレイ、サムスンディスプレイの間で実施されており、シャープが採用されたとの情報が伝えられています。シャープ製でOxideと言えば、「IGZO」が真っ先に思い浮かびますが、iPad ProにはIGZOディスプレイが採用される、ということでしょうか。もし事実であれば、低消費電力で高精細な表現が可能と見込まれ、期待が膨らみますね。
なお、Appleは万が一の場合に備えて、セカンドサプライヤーとしてLGディスプレイを選んだこともあわせて報じられています。シャープと言えば経営再建の真っただ中で、先日亀山第1工場がAppleとの専属契約を解消するというニュースがありましたが、そうしたニュースは今回のコンペに響かなかったということでしょうか。大きな液晶になればなるほど、ディスプレイの美しさは重要性が増すだけに、今後の展開が気になるニュースですね。
参照元:DigiTimes
執 筆:クロス