iPhone6シリーズより、5.5インチ端末が登場しました。4インチ端末であれば片手で問題なく操作できるものの、4.7インチ、5.5インチ端末では、なかなか片手では操作しにくくなりました。
iPhoneの標準アプリをはじめ、サードパーティ製アプリでも多く採用されている画面左上の「戻る」部分は、片手操作では最もネックな場所。これを解決するおすすめグッズが「Halo Back SSF」です。
ホームボタン横が「戻る」になる、一見普通の保護シート
「Halo Back SSF」とは、海外クラウドファンディングサイトで出品され、人気を集めたiPhone向けの液晶保護シートです。日本でも2016年10月、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に登場し、目標金額の400%を達成しました。
一見普通の液晶保護シートですが、シートに組み込んだ技術により、iPhoneのホームボタン左側に「戻る」ボタンと同等の機能を搭載できるのが特徴です。シートは特殊構造の薄いフィルムタイプで、戻るボタン部分も物理的なボタンではなく、フラットなつくりになっています。
昨年末に予約していたiPhone6s、iPhone6s Plus用が入手できましたので、取り付け方法などをレビューしていきます。
いざ開封の儀!パッケージと内容物
早速パッケージを開封し、内容物を確認します。こちらがパッケージ表面で、右下に、同梱されているシートの対応モデルが表記されます。画像はiPhone6/iPhone6s用となっています。
パッケージ内部左側に、シートの取り付け手順がイラスト付きで載っています。ポケット部分にシートなどが入っています。
同梱物は、①シートの位置を固定するシール、②気泡除去ヘラ、③ゴミ除去シール、④シート本体、⑤クリーニングクロスとなっています。
シートの取り付け手順
1iPhoneにシートを重ねて位置を調整する
シートは、下部のホームボタン、上部のインカメラやスピーカー部分などを覆わないよう切れ込みが入っています。まずはiPhoneに重ねて位置調整を行います。
2位置固定シールで固定する
シートの位置が調整できたら、位置固定シールをシート外側に貼り、iPhone側に折ります。iPhoneとシートの位置を固定するためのシールです。
3クリーニングクロスでiPhoneの画面を拭く
位置固定シールを貼ると、シートをめくっても大きく位置はずれません。この状態で、クリーニングクロスを使って画面を拭きます。
4ゴミ除去シールで画面のゴミを取り除く
次にゴミ除去シールを使い、iPhoneの画面に付着したゴミを取り除きます。ゴミの付いている箇所にシールをあてて、はがすという繰り返し作業です。
5シート内側のフィルムをはがす
iPhoneの画面の清掃が完了したら、画面と触れる側のフィルムをはがします。
6シート内側をiPhoneに貼り付ける
フィルムをはがしたら、位置固定シールをつけたまま、iPhoneの画面に貼り付けていきます。位置がずれないように慎重に行います。
7シート外側のフィルムをはがす
位置固定シールがついたままの、シート外側のフィルムをはがします。
8シート内の気泡を、気泡除去ヘラで取り除く
気泡除去ヘラを使い、シート内に入った気泡を取り除きます。気泡のある部分からシートの端へ、ヘラでこする作業です。強すぎる力で行うとシートに傷が付く可能性があるので注意します。
綺麗に貼り付けしたら作業は完了です!
外観&実際にタップしてみた
シートを装着したiPhoneはこのようになります。シートと画面の段差はそれほど気になりません。
画面上部と下部の切れ込みはこのようになっています。ホームボタンの左側部分に、目には見えませんが「戻る」ボタン機能が付加されています。
以下は、実際にホームボタン横の部分をタップして、「戻る」をしてみたGIF動画です。感度は良好で、特に強い力を入れたり、長い時間タップしなくても、画面左上部分をタップしたときと同じ挙動をします。
iPhone6/6s/7/6 Plus/6s Plus/7 Plusに対応、1,980円
「Halo Back SSF」のサイズは、iPhone6/6s用、iPhone6 Plus/6s Plus用、iPhone7用、iPhone7 Plus用の4種類で、価格はいずれも1,980円。AppBank Storeなどで購入可能です。
画面サイズの大きいiPhoneで快適に片手操作したい方は、「Halo Back SSF」を検討してみてはいかがでしょうか。
(asm)