Appleの動向に詳しいMorgan Stanleyのアナリスト、ケイティ・ハバティ氏が、今後数カ月間iPhone7需要は低迷するとの予測を明らかにしました。
多くのユーザーはiPhone8待ちか
同氏は、iPhone発売10周年を迎える今年、大幅なデザイン刷新が期待される「iPhone8」の発売を待とうというユーザーが多いため、2017年のiPhone7売り上げは伸びない、と見ています。
ハバティ氏は「スーパーサイクルを前にした需要の低迷を反映して、2017年度のiPhone売り上げ予測を3%引き下げた」としています。
「スーパーサイクル」が来る?
Business Insiderによれば、「スーパーサイクル」とは、現在ウォール街のアナリストらの間で盛んに使われている言葉で、iPhone6sとiPhone7の売り上げがいまひとつなのは、多くのユーザーがこれまでの2〜3年の買い替えサイクルに乗らず、次のiPhone8を待っているからではないか、という説を指します。
ハバティ氏はこの「iPhone8待ち」のため、次の2四半期のiPhone7売り上げは落ち込むと予測しています。同氏は、iPhone売り上げは2018年に回復、対前年比で20%増となる、と見ています。
Appleの年末商戦を含む2017年度第1四半期の業績発表は、1月31日に行なわれる予定です。
Source:Business Insider
Photo:Handy Abovergleich
(lunatic)