2017年に発売される次期「iPhone」では防水・防塵性能が向上し、「IP68」等級になると報じられています。
iPhone 7の防水・防塵性能は「IP67」等級とされており、「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」というもの。
「IP68等級」になると、「継続的に水没しても内部に浸水することがない」という等級に向上されるといいます。
「IP68」は、保護等級として最上位。ですが、iPhone 7は防水仕様でありながらも「液体による損傷は保証の対象外」となっているため、次期iPhoneも同様になる可能性が高そう。
最上位の等級になったら安心はましますが、水没の心配は変わらずに続けなくてはいけないのかも……。
防水・防塵の性能を示す「IPコード」の読み方
防水・防塵性能を示している「IP67」「IP68」のような表示を、IPコードと呼び、「IP = International Protection」を意味します。
続けて記載されている数字は、1文字目が「防塵性能」、2文字目が「防水性能」を示しています。「IP68」と表示されていた場合は、防塵性能が「6」、防水性能が「8」となります。
防塵等級
保護等級 | 内容 |
0 | 特に保護がされていない |
1 | 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定) |
2 | 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定) |
3 | 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
4 | 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
5 | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形) |
6 | 粉塵が中に入らない(耐塵形) |
防水等級
保護等級 | 内容 |
0 | 特に保護されていない |
1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
SOURCE:The Korea Herald