近年のAppleの製品リリーススケジュール上、今年も9月頃のリリースが予想されるiPhone6sですが、IHS Technology ChinaのWang Kevin氏によれば、Appleは同デバイスについて6月頃には量産を開始し、2億3,000万台程度の出荷を予定しているようです。
好調Appleの勢いはiPhoen6sでも継続か
AppleはiPhone6/6 Plusの発売時、驚異的な人気を集め、各国で供給不足が続きましたが、今年発売されるiPhone6sではそうした事態を緩和するためにも、9月の製品リリースに向けて、通例よりもやや早めの6月に量産を開始し、年間2億3,000万台程度の生産、販売を目論んでいるようです。
販売台数2億台というと膨大な数値にも思えますが、Appleは調査会社Gartnerが発表したランキングにおいて、2014年第4四半期におけるスマートフォン売り上げ台数がサムスンを抜いて世界トップとなっており、その際の売上台数が約7,500万台でした。製品のライフサイクル上、この驚異的な数値が1年を通じて維持されることは考えづらいものの、これに近しい数値を残し続ければ、年間2億台突破の夢も可能かもしれません。
iPhone6sはこれまでの報道によれば、最新のA9チップ搭載のほか、2GB RAMの搭載や、Force Touch、Apple SIMの搭載、デュアルレンズ採用によるカメラ性能の大幅向上などが予想されています。こうした最新のテクノロジー搭載により、iPhoneの人気はiPhone6sでも継続するのでしょうか。まだ少し先ですが、今から発表が楽しみですね。
参照元:PhoneArena
執 筆:クロス