Appleが、NFCとBluetoothに対応する、Apple TVと似た(と思われる)、謎のワイヤレス端末の開発を続けていることが、同社が米連邦通信委員会(FCC)に申請した書類から明らかになりました。
昨年9月に申請された製品と同一か
FCCに認可を求めた文書に記された端末のモデル番号は「A1846」となっていますが、米メディアAppleInsiderによると、2016年9月にもよく似た製品が認可申請されており、同メディアは「同一製品がアップデートされたものではないか」と推測しています。
AppleInsiderはその論拠として、前回提出されたモデルの最小在庫管理単位(SKU)がJR1で今回はJR2、モデル番号が前回はA1844で今回はA1846、電磁適合性(EMC)が前回は3133で今回は3137と若干の数字の増加の違いしかないこと、また電圧や電流、掲載されているラベルと、若干写り込んでいるネジがよく似ていることを挙げています。
次世代Apple TV?それとも別の新製品か
また前回同様今回も通信方式としてWi-Fiは含まれていません。前回のラベルの図には(今回の図にはネジ頭が半分しか入っていない)、第4世代Apple TVの底面部分をイメージさせるものが含まれていました。しかし電圧と電流がApple TVとはまったく異なっています。
情報ソースはこのラベルしかないため、製品が何かを推測するのは困難ですが、Appleがなんらかのワイヤレス端末の開発を続けているのは確かなようです。
Source:AppleInsider
(lunatic)