Appleは、日本時間1月26日未明、iOS10.3とmacOS Sierra10.12.4の最初のパブリックベータを登録ユーザー向けに公開しました。開発者向けベータの提供から1日遅れでのリリースとなります。
AirPodsを探す、新ファイルシステムのiOS10.3
iOS10.3パブリックベータでは、見つからないAirPodsから音を鳴らして探し、Bluetooth信号を最後に検出した位置を地図上に表示できる「AirPodsを探す」機能が追加されています。
このほか、アプリ開発者がApp Storeでのコメントに回答できる機能の追加が確認されています。
また、2016年のWWDCで発表された、安定性が向上し暗号化を強化した新しいファイルシステムのApple File System (APFS)が採用されています。
iOS10.3パブリックベータのインストールはファイルシステムの意向を伴うことから、Appleはインストール前に端末のバックアップを推奨しています。
以下は、米メディアMacRumorsが公開した、iOS10.3ベータで追加された新機能をまとめた動画です。
「Night Shift」搭載のmacOS Sierra10.12.4パブリックベータ
macOS Sierra10.12.4パブリックベータでは、睡眠に影響を及ぼすとされる画面から出るブルーライトを抑制する「Night Shift」が利用可能となっているほか、Siri機能強化などが追加されています。
以下は、MacRumorsによる「Night Shift」を動作させた際の動画です。