AirPodsは、完全ワイヤレスの軽快な装着感に加えて、本体をダブルタップするだけでSiriを呼び出して操作できるのも魅力です。AirPodsを便利に使いこなすために覚えておくべきコマンドをご紹介します。
簡単にSiriを呼び出せるAirPods
AirPodsは、初期設定では本体を「トントン」と叩くだけでSiriの呼び出しが可能ですが、「設定」アプリからBluetoothメニューに入り、AirPodsの「i」マークをタップして開き、「AirPodsをダブルタップ」から「再生/一時停止」、あるいは「オフ」に変更することも可能です。
日本人の感覚では、人ごみでSiriに話しかけるのは気恥ずかしいものですが、AirPodsを使いこなすためにも、ぜひ便利なSiriのボイスコマンドを覚えておきましょう。
iOS10.3では「AirPodsを探して」も頼める!
定番といえる「ボリュームを上げて/下げて」は、「音量を上げて/下げて」といったバリエーションにも対応します。
Appleは、AirPodsの発売にあわせて公開したサポートページで、Siriに「AirPods の充電残量は?」と話しかけるとバッテリー残量が分かると案内していますが、正確に聞き取ってもらえない場合が多いです。シンプルに「バッテリー、何パーセント?」と聞くと、SiriがAirPodsのバッテリー残量を教えてくれます。
AppleInsiderによると、現在ベータ2が公開されているiOS10.3では、新機能「AirPodsを探す」が利用可能となっており、片方のAirPodsが見当たらない時に「AirPodsを探して」や「左/右のAirPodsを探して」と話しかけると、「AirPodsを探す」が起動するそうです。
覚えておくべきSiriコマンド
このほか、AirPodsからiPhoneを操作するには、以下のようなコマンドを覚えておくと便利です。
- 「音楽を再生」
- 「一時停止」
- 「曲をスキップ」
- 「○○秒スキップ」(PodCastで便利です)
- 「機内モードオン」(「私はお手伝いできなくなりますが、いいですか」と確認されます)
- 「(連絡先の名前)に電話」
- 「(アプリ名)を起動」
もちろん、Siriは「サンフランシスコの現在時刻は?」「朝7時にアラームをセット」「150ドルは何円?」といった質問や要望にも応じてくれます。
筆者は、発音が悪いためか、「(聴きたい曲)を再生」とSiriに頼むと、まったく予想もしない曲が表示され、驚くことがあります。
たとえば、以下の画像は2016年9月のiPhone7発表イベントの最後にパフォーマンスを披露した人気ミュージシャン「SIA(シーア)」の曲を頼んだ結果です。
どうやら、英語のアーティスト名や曲名も日本語に強制変換してしまうケースが多いようです。仕方ないので、手作業で選曲しています。
Source:AppleInsider, Apple
(hato)