先日中国でも4月24日に発売されることが明らかになったApple Watchですが、中国本土ではすでにニセモノが大量に市場に出回っているようです。複数のメディアが報じています。
贅沢税のため高額な中国のApple Watch
中国ではApple Watchに贅沢税がかかるため、ほかの国々での販売価格よりも16~20%高額となるようです。たとえば38ミリのSportモデルは2,588人民元(約5万円、日本では42,800円)、Editionにいたっては126,800人民元(約246万円、日本では128万円)と、日本での販売価格の2倍に近い金額となっています。
見た目はApple Watchそっくり
こうした事情も後押ししているのか、中国ではすでに安価なニセモノが流通し始めています。AppleInsiderは香港でトップ写真に写ったニセモノを、またSouth China Morning Postは深圳で同じようなニセモノを発見したと報告しています。
中国メーカーのZeaplusが発表した「Zeaplus Watch」など、見た目はApple Watchにうりふたつです。フェイスの下の部分には2メガピクセルのカメラを搭載し、写真も撮影できるそうです。また歩数を計測したり、心拍数を計る機能も搭載しているとのこと。
深圳を拠点とするZhimeideの「D Watch」も、Apple Watchによく似ています。「デジタルクラウン」を搭載し、接続したスマートフォンのカメラ機能を制御できるそうです。しかも価格はたった298人民元(約5,800円)です。
そしてアリババが運営するショッピングサイトのタオバオでも、ニセのApple Watchが大量に売られているようです。
参照元 : AppleInsider、South China Morning Post、9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-65335/
執 筆 : lunatic