2015年3月12日、MMD研究所は、「2015年タブレット端末に関する定点調査」の調査結果を発表しました。なお、調査は20歳以上の男女6,606人を対象に行われています。
タブレット端末の所有率は3人に1人
タブレット端末の所有率は、2015年3月時点で33.3%となっており、約3人に1人が所持しているという結果になりました。2013年時点では20.2%であったことから、過去2年間で所有者は10%程度増加していることになります。最近はiPadの個人利用だけでなく、ビジネスや教育シーンに取り入れられているケースも多く、そのような背景が所有率向上につながったのではないでしょうか。
タブレット端末は男性所有率が高い傾向
タブレット端末所有における男女比では、男性の方が女性よりもタブレット端末の所有率が高いということがわかりました。年ごとの伸び率を比較しても男性の割合が高いことから、タブレット端末は、個人利用よりもビジネス用途としてのニーズが高いと言えそうです。
iPadがダントツで人気
タブレット端末の機種は、iPadが全体の47.2%と、前回調査に引き続き約半数を占める結果となり、Appleブランドが優勢であることがわかりました。2位にはNEXUSシリーズがランクインしておりますが、iPadとの差は大きく、今後もタブレット端末=iPadというユーザー認識に変化はなさそうです。
タブレット購入者、2014年がピーク?
所有しているタブレット端末の購入時期は、2014年が39.6%と最も多くなっています。また、2015年1月~3月の購入者が全体の7.6%であることから、このまま同じペースで推移すれば2014年には及ばないと見られます。
iPad miniシリーズが生産中止されるのではないかとも報じられていますが、今後タブレット端末は、発売が噂されている「iPad Pro」などのヒットがなければ、減少傾向で推移していく可能性もあります。
参照元:MMD研究所、http://iphone-mania.jp/news-65353/
執 筆:chappy