現地時間3月9日に開催されたスペシャルイベントにおいて、話題のApple Watchと並んで主役級の新製品として紹介された12インチ新型「MacBook」。
その薄さには誰もが驚いたかと思いますが、同デバイスがこれほどまでにコンパクトであるにも関わらず、長時間のバッテリー寿命を実現できた理由が、海外メディアCult of Macの報道で明らかとなっています。
12インチ「MacBook」のロジックボード、サイズは「iPhone 6」の約2倍
Appleはスペシャルイベントの中で12インチ新型「MacBook」を紹介する際、同デバイスに搭載されているロジックボードのサイズが現行11インチ「MacBook Air」と比較してかなりコンパクトになっていることをアピールしていましたが、その具体的なサイズが明らかとなっています。
これは、「iPhone6」と現行11インチ「MacBook Air」のロジックボードのサイズを比較した画像です。確認すると、12インチ新型「MacBook」のロジックボードは「iPhone6」のそれと横幅はほぼ同じで、面積は約2倍程度しかないことが分かります。また、現行11インチ「MacBook Air」と比較すれば、これがいかにコンパクトなものであるかが見て取れますね。
12インチ新型「MacBook」は薄型化した分、ロジックボードのサイズを最小限に抑え、空いたスペースにバッテリーを敷き詰めることにより、バッテリー寿命を損なうことはなかった、という内情が見えてきます。
言葉で表現するのは簡単なものの、これほどまでにロジックボードをコンパクトにするのは相当な企業努力があったでしょう。Appleの製品に対するこだわりが確認できる画像ですね。
参照元:Cult of Mac、http://iphone-mania.jp/news-65551/
執 筆:クロス