Took My 30yo MacSE to a Genius Bar Appointment today and yep… @Apple got it running pic.twitter.com/d6BGozvVsq
Apple StoreのGenius Barでは、iPhoneやMacの修理やサポートを受け付けてくれます。それでは、30年前のMacを持って行ったらどうなるのでしょうか。
自分の年齢よりも昔のMacを修理してはくれないだろう
The Mac Showなどのポットキャスト番組で知られるカメラマン、ユアン・ランキン氏が最近手にしたのは、30年前に製造されたMacintosh SEです。しかもこの端末は非常に珍しく、アメリカのカリフォルニア州でプロトタイプとして製造された5台のうちの1台です。
25年間も箱に入ったままだったので、キーボードやマウスなどの保存状態は非常に良く、使う上では何の支障もない状態だったそうです。
それではなぜ、ランキン氏はApple StoreのGenius BarにMacintosh SEを持ち寄ったのでしょうか。同氏の話では、もともと搭載されていたMac OSのSystem 3.3をインストールしたかったそうです。まさか、Macintosh SEよりも若いスタッフがいるようなGenius Barで、修理を受け付けてはくれないだろう――ランキン氏の意地悪い試みは良い意味で裏切られることになります。
快諾されたうえ、ただちに問題を解決
動画撮影こそ禁止という条件が付いたものの(写真を撮るのは可)、Genius Barのスタッフはランキン氏の申し出を快諾します。
80年代からMacをいじっていたスタッフの手にかかれば、OSがインストールできなかった理由もあっという間に見抜かれてしまいます。
原因は、Macintosh SEの内蔵ディスクが20MBしかなく、OSをインストールするだけのスペースがなかったことが理由でした。容量を40MBにアップデートすると、見事System 3.3のインストールが完了しました。
5名いたGenius Barのスタッフは皆、問題を解決した時、ユーザーの助けになることが出来て心から嬉しそうだったとのことです。Apple Storeの底力に感服ですね。
Source:Mac Observer,威锋网,YouTube
(kihachi)
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