Appleが、PCからiPad Proへの乗換えを促すCMを4本同時に公開しました。iPad ProはPCの代わりにならない、と考えているPCユーザーの考えに揺さぶりをかける狙いがあるようです。
iPad ProのCM、4本同時公開!
Appleが公開したiPad ProのCMは、以下の4本です。
- 「No PC Virus(ウイルスの心配無用)」
- 「Do more with Word(Wordをもっと使いこなそう)」
- 「Don’t hurt for Wi-Fi(Wi-Fiに苦しまない)」
- 「Better than a computer(コンピュータより良い)」
iPad Proならウイルス感染の心配無用!
「No PC Virus(ウイルスの心配無用)」は、PCがウイルスに感染してひどい目に遭った、というPCユーザーに、iPad Proならウイルスも怖くない(ただしお化けは別)、と語りかける内容です。
WordはApple Pencilで便利に使える!
「Do more with Word(Wordをもっと使いこなそう)」は、Apple製のiPadだとMicrosoftのOfficeが使えないのでは?と心配するユーザーに、WordがApple Pencilで便利に使えることを紹介しています。
LTE通信内蔵でどこでもインターネット接続!
「Don’t hurt for Wi-Fi(Wi-Fiに苦しまない)」は、自宅のWi-Fiが遅いので仕方なくジムで勉強している、というPCユーザーに、iPad ProならLTE接続ができるのでどこでもインターネットが使える、と紹介しています。
高速処理、LTE接続、直接書き込みでPCより便利
「Better than a computer(コンピュータより良い)」は、iPad ProはPCと比べてできることが少ない、というPCユーザーに、多くのラップトップより高速な処理性能、LTE接続、直接書き込みできるタッチスクリーンを挙げて、iPad ProがPCより優れている、と伝えています。
10年前の「Macくんとパソコンくん」を思い出す?
今回公開されたCMシリーズについて、米メディア9to5Macは「最近のAppleらしくなく、昔の『Macくんとパソコンくん』シリーズを思い出させる」と、約10年前のCMシリーズと似ていると評しています。
昨年夏もPCからiPad Proへの買い替え促すCMを放送、Microsoftは反撃
Appleは、昨年8月にもPCからiPad Proへの買い替えを訴求するCM「What’s a Computer?(コンピュータって、なんだろう?)」を放送しています。このCMにMicrosoftが反応し、iPad Proの弱点を突いたSurface Pro 4のCMを放送しています。