Appleが現地時間9日のスペシャルイベントで発表した12インチの「MacBook」は驚きの薄さと美しさ、バッテリー持続時間の長さが実現されたマシンとして注目されていますが、一方でやや懸念されていることが、このマシン自体の持つ処理速度がいかほどのものか、ということです。
搭載されているCPUは「1.1/1.2GHzデュアルコア Intel Core M」で、同時に発表された「MacBook Air」に使用されている「1.6GHzデュアルコアIntel Core i5」と比較するとパワー不足に感じてしまいます。
「MacBook」に搭載されている「Core M」はLenovoから発売されている「Yoga 3 Pro」にも搭載されていることから、同デバイスの性能を参照し、「MacBook」の処理速度を検証したいと思います。
処理速度にはやや不安を感じる結果に
こちらは海外メディアのAnandTechが実施したベンチマークテストのスコアです。結果を確認すると、「MacBook Air(Early2014)」がスコア4,885であるのに対して、新型「MacBook」に搭載されている「Core M」を搭載する「Yoga 3 Pro」は4,515という結果となっています。このベンチマークスコアだけで判断はできませんが、処理速度は約93%程度にとどまるという結果になりました。
もちろん、処理速度はこれ以外にも複合的な要素が絡み合うので、あくまでも目安でしかありません。Appleが好きな身としては、この数値にプラスしてAppleなりの”マジック”を施していることを期待したいものですが、実際にはどのようなマシンになるのでしょうか。
参照元:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-65887/
執 筆:クロス