Appleは、日本時間2月28日未明、iOS10.3ベータ4とmacOS Sierra 10.12.4ベータ4、watchOS 3.2ベータ4を開発者向けに公開しました。
iOS10.3ではiPhoneの動作を遅くするアプリを一覧表示
iOS10.3ベータ4とmacOS Sierra 10.12.4ベータ4は、前回のベータ3の公開から1週間での公開となりました。ベータ2からベータ3が2週間空いたのと比べてペースが上がっており、3月と予測される正式版公開が近づいていることをうかがわせます。
本稿執筆時点で、iOS10.3ベータ4には、ベータ3からの新機能追加は確認されておらず、バグ修正で完成度を高めていると考えられます。
なお、ベータ3では、iPhoneの動作に影響が出るアプリとして32ビットのままアップデートされていないアプリが一覧表示されるようになっています。
なお、AppleはiOS10.3のベータユーザーに対し、2ファクタ認証の使用を促す通知を出していることが分かっています。
次期MacBook Proのスペックが含まれると話題になったmacOS Sierra 10.12.4ベータ
macOS Sierra 10.12.4ベータ4も、目立った新機能の追加はなく、こちらもバグ修正が中心のアップデートとみられます。
macOS Sierra 10.12.4ベータのソースコードに、次期MacBook Proのスペックを示す情報が含まれていることも発見され、話題となりました。
macOS Sierra 10.12.4の最大の特徴は、夜間に画面から出る青系の光を抑える「Night Shift」モードの搭載です。以下は、米メディア9to5Macが公開した、macOS Sierra 10.12.4ベータで動作する「Night Shift」モードの様子です。
「シアターモード」搭載のwatchOS 3.2ベータ4
watchOS 3.2ベータ4も、バグ修正が中心のアップデートと見られ、新機能は確認されていません。
watchOS 3.2では、設定すると腕を動かしても画面オフの状態を維持できるシアターモードが最大の特徴です。
Source:9to5Mac (1), (2), (3)
(hato)