全世界の人類がYouTubeを視聴している時間の合計が、1日に10億時間を突破した、とYouTubeが発表しました。
今後、ユーザー満足度指標として視聴時間を重視するYouTube
YouTubeは2月27日、公式ブログで、全世界の動画視聴時間の合計が1日あたり10億時間を突破した、と発表しています。
1日あたり10億時間の節目は、昨年の時点で突破していたとのことですが、YouTubeは今後、ユーザーの満足度指標として動画の再生時間を重視する方針を明かしています。
10億時間前、人類は火や言葉を使い始めた
10億時間は、約10万年に相当します。10万年前は、初期旧石器時代の終わり頃にあたり、人類が火や言語を使い始めた時期に相当します。
光速で移動する宇宙船で10万年間を過ごしたら、銀河系の端から端まで移動することが可能です。
視聴時間が伸びた背景には、iPhoneなどスマートフォンが世界的に普及し、世界的にモバイル回線の速度も上昇していることがあると考えられます。
ユーザー満足度のためスキップ不可の30秒広告を廃止へ
YouTubeは先日、ユーザーエクスペリエンス向上のため、スキップできない30秒広告を廃止し、6秒程度の短い広告に変更する方針を発表して話題となりました。
2月中旬には、YouTube上で公開されている動画のうち、自動生成の字幕付き動画が3億本を突破したことも発表されています。
Source:YouTube Official Blog
(hato)