米連邦政府のデータから、過去3ヵ月間に米政府サイトにアクセスした人の4分の1以上が、MacまたはiOS端末を利用していたことがわかりました。AppleInsiderが報じています。
OSではWindowsに次いでiOSが2位に
同期間中に米政府サイトにアクセスした13億6,000万人の16.7%がiPhoneまたはiPadで、また9.1%がMacでログインしていました。ブラウザではSafariはシェア20%と、3番目に高い結果となりました。
OSではマイクロソフトのWindowsがシェア58%で首位、Androidは14%でiOSに次いで3位でした。ブラウザではChromeが34.6%でトップとなり、2位はIEで28.3%でした。
今回の調査は「Digital Analytics Program」という比較的新しいもので、国税庁(IRS)、航空宇宙局(NASA)、ホワイトハウスを含む300以上の米政府関連サイトに解析データを提供しています。
アップルの躍進がわかる結果に
アップルの25.8%というシェアはそれほど大きく見えないかも知れませんが、iPhoneが発売される8年前と比べると、かなりの躍進といえるでしょう。2006年10月時点でのMacの市場シェアはわずか6.1%で、年間のMac出荷台数は100万台以下でした。
2014年末時点でのMacの市場シェアは数パーセントポイントしか伸びていませんが、年間出荷台数は約200万台と倍増しています。
またiOS端末が2番目に利用者の多いプラットフォームとなっているのは、パソコンから携帯端末への移行を顕著に表していると見てよいでしょう。現在、連邦政府サイト利用者の約33%が、モバイル端末ユーザーであるとのことです。
参照元 : AppleInsider、http://iphone-mania.jp/news-66416/
執 筆 : lunatic