iPhoneのバッテリーについて、基本的な知識を学びましょう。このページでは、iPhoneに搭載されているバッテリーのリチウムイオン電池について、また正しい充電方法や充電するタイミングなどを解説します。
▼iPhoneを充電するには?
▼iPhoneのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は危険?
▼iPhoneの充電の仕組みが知りたい
▼「バッテリー駆動時間」や「バッテリー耐用年数」ってなに?
▼iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツは?
▼バッテリー表示をパーセントで表すことはできる?
iPhoneを充電するには?
iPhoneを充電するには、対応した端子の充電ケーブルとUSB電源アダプタを使って、コンセントプラグに接続するのが基本的な方法です。
またパソコンが利用できる場合は、パソコンのUSBポートに充電ケーブルを接続することで、パソコンからiPhoneに給電することも可能です。
モバイルバッテリーなどの外部電源を持ち歩くことで、外出先などでもiPhoneを充電できます。この場合は、モバイルバッテリーのUSBポートに充電ケーブルを接続してiPhoneを充電します。
外出先では、充電ケーブルを持っていても、コンセントプラグに差して充電することが難しい場合があります。そういうときにモバイルバッテリーを持っていれば、フル充電はできなくても、少し回復させることができます。電池が0%になって電源が切れてしまうとバッテリーの劣化につながりますので、少しでも充電できるのは重要です。
またパソコンが利用できる場合は、パソコンのUSBポートに充電ケーブルを接続することで、パソコンからiPhoneに給電することも可能です。
モバイルバッテリーなどの外部電源を持ち歩くことで、外出先などでもiPhoneを充電できます。この場合は、モバイルバッテリーのUSBポートに充電ケーブルを接続してiPhoneを充電します。
外出先では、充電ケーブルを持っていても、コンセントプラグに差して充電することが難しい場合があります。そういうときにモバイルバッテリーを持っていれば、フル充電はできなくても、少し回復させることができます。電池が0%になって電源が切れてしまうとバッテリーの劣化につながりますので、少しでも充電できるのは重要です。
iPhoneのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は危険?
リチウムイオン電池は、従来のバッテリー技術と比べて、より速く充電でき、また長持ちします。Android端末だけでなく、iPhoneなど多くのデジタル機器がリチウムイオン電池を採用しています。
2016年に、Android端末が相次いで爆発事故を起こして大きな問題となり、その原因ではないかと考えられているのが、このリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池は、いくつかの劣化ポイントがあります。充電池という特性上、放電・充電を繰り返すと満タンに充電した際の性能が徐々に低下していきます。急速には劣化しませんが、毎日充電した場合は、1年後に当初の約半分ぐらいの性能になるとされています。
また、電池が0%になるまで使いきって放置した状態である「過放電」、そして満タンに充電できているのに充電をし続ける「過充電」も、バッテリーを劣化させる原因になります。劣化だけでなく、充電器が発熱したり破裂、発火したりする危険性もあります。
リチウムイオン電池自体は危険ではありませんが、運用方法次第では危険になりうるため、正しく扱って、より長持ちするように劣化させない使い方をしましょう。
2016年に、Android端末が相次いで爆発事故を起こして大きな問題となり、その原因ではないかと考えられているのが、このリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池は、いくつかの劣化ポイントがあります。充電池という特性上、放電・充電を繰り返すと満タンに充電した際の性能が徐々に低下していきます。急速には劣化しませんが、毎日充電した場合は、1年後に当初の約半分ぐらいの性能になるとされています。
また、電池が0%になるまで使いきって放置した状態である「過放電」、そして満タンに充電できているのに充電をし続ける「過充電」も、バッテリーを劣化させる原因になります。劣化だけでなく、充電器が発熱したり破裂、発火したりする危険性もあります。
リチウムイオン電池自体は危険ではありませんが、運用方法次第では危険になりうるため、正しく扱って、より長持ちするように劣化させない使い方をしましょう。
iPhoneの充電の仕組みが知りたい
iPhoneの充電システムは、二段階で行われます。バッテリー容量の80%までは高速で充電し、その後は低速に切り替わり、電流を弱めてゆっくり充電します。利便性のためにすばやく充電し、バッテリーを長持ちさせるためにゆっくり充電するのです。
「iPhoneのバッテリーとして搭載されているリチウムイオン電池は危険?」の項目で解説したように、充電池という特性上、バッテリーは通常の使用でも徐々に劣化していきます。
しかし0%の電池切れになるまで使い切る必要はなく、劣化を軽減するためにも、0%になる前につぎたし充電するとより長持ちさせることができます。
「iPhoneのバッテリーとして搭載されているリチウムイオン電池は危険?」の項目で解説したように、充電池という特性上、バッテリーは通常の使用でも徐々に劣化していきます。
しかし0%の電池切れになるまで使い切る必要はなく、劣化を軽減するためにも、0%になる前につぎたし充電するとより長持ちさせることができます。
「バッテリー駆動時間」や「バッテリー耐用年数」ってなに?
iPhoneのスペック表にかかれている「バッテリー駆動時間」とは、iPhoneの再充電が必要になるまでの動作時間のことを指します。バッテリーをより長持ちさせるには、iPhoneのバッテリー駆動時間とバッテリー耐用年数を延ばすことが重要になります。
2016年秋に発売された最新機種iPhone7、iPhone7 Plusでは、バッテリー駆動時間はそれぞれiPhone6s/6s Plusと比較してiPhone7は最大2時間、iPhone7 Plusは最大1時間長くなっています。
2016年秋に発売された最新機種iPhone7、iPhone7 Plusでは、バッテリー駆動時間はそれぞれiPhone6s/6s Plusと比較してiPhone7は最大2時間、iPhone7 Plusは最大1時間長くなっています。
iPhone7 | iPhone7 Plus | |
---|---|---|
連続通話時間 (ワイヤレス) | 3Gで最大14時間 | 3Gで最大21時間 |
連続待受時間 | 最大10日間 | 最大16日間 |
インターネット利用 | 3Gで最大12時間 4G LTEで最大12時間 Wi-Fiで最大14時間 | 3Gで最大13時間 4G LTEで最大13時間 Wi-Fiで最大15時間 |
ワイヤレス ビデオ再生 | 最大13時間 | 最大14時間 |
ワイヤレス オーディオ再生 | 最大40時間 | 最大60時間 |
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツは?
バッテリーを長持ちさせるには、電池を消費しやすいアプリの管理や、ディスプレイの明るさの調節などがあります。Appleが推奨している、iPhoneのバッテリーのパフォーマンスを良いものにするためのチェック項目は以下の通りです。
・iOSの最新バージョンにアップデートする
・極端に温度が低い・高い場所で使わない
・充電するときはケースなどをはずすことが望ましい
・端末を長期保管するときは50%ほど充電しておく
・画面の明るさなどを調整する
・低電力モードを有効にする
・「バッテリーの使用状況」を確認して、アプリの設定を見直す
まず、何らかの更新があった際に配信されるiOSのアップデートには、不具合や問題の修正の他にも、節電のための技術が含まれていることが多いです。ですので、iOSのアップデートの通知が表示されたら更新しましょう。
次に、低温すぎる、または高温すぎるなど、極端な温度によってバッテリーはダメージを受けます。最適な周囲の温度は16度~22度で、特に注意したいのは、35度を超える温度のなかでiPhoneを利用しないことです。電池の消費が早くなってしまうだけでなく、劣化しやすいことなどが挙げられます。
そして、iPhoneにケースやカバー、バンパーなどを着けて利用している場合は、充電の際はカバーなどははずして行うことが望ましいとされています。特に金属製など特定の種類のケースにいれたまま充電すると、必要以上に発熱し、バッテリーの容量に影響する可能性があります。
長期的にiPhoneを保管する場合は、保管環境の温度と、保管するために電源を切ったときのバッテリー充電量がバッテリーの状態に影響します。ですので、50%程度を充電しておき、湿気のない32度以下の涼しい環境で保管しましょう。6か月以上保管する場合は、6か月ごとに50%充電することが推奨されています。
iPhoneの設定もバッテリーを長持ちさせるのに重要なテクニックです。ディスプレイの明るさを落としたり、明るさの自動調節機能を有効にすると、バッテリーの駆動時間を延ばすことができます。
また、モバイルデータ通信よりもWi-Fiを利用したほうが消費電力が少ないため、Wi-Fiが利用できる環境であれば活用しましょう。
そのほか、バッテリーの使用状況をチェックして、電池消費が大きいアプリの設定を見直したり、電池を節約できる低電力モードを利用するなどでも、バッテリーを長持ちさせることができます。
バッテリーの使用状況を確認する バッテリーの消費を抑える「低電力モード」 iPhoneが異常に発熱しているとき
・iOSの最新バージョンにアップデートする
・極端に温度が低い・高い場所で使わない
・充電するときはケースなどをはずすことが望ましい
・端末を長期保管するときは50%ほど充電しておく
・画面の明るさなどを調整する
・低電力モードを有効にする
・「バッテリーの使用状況」を確認して、アプリの設定を見直す
まず、何らかの更新があった際に配信されるiOSのアップデートには、不具合や問題の修正の他にも、節電のための技術が含まれていることが多いです。ですので、iOSのアップデートの通知が表示されたら更新しましょう。
次に、低温すぎる、または高温すぎるなど、極端な温度によってバッテリーはダメージを受けます。最適な周囲の温度は16度~22度で、特に注意したいのは、35度を超える温度のなかでiPhoneを利用しないことです。電池の消費が早くなってしまうだけでなく、劣化しやすいことなどが挙げられます。
そして、iPhoneにケースやカバー、バンパーなどを着けて利用している場合は、充電の際はカバーなどははずして行うことが望ましいとされています。特に金属製など特定の種類のケースにいれたまま充電すると、必要以上に発熱し、バッテリーの容量に影響する可能性があります。
長期的にiPhoneを保管する場合は、保管環境の温度と、保管するために電源を切ったときのバッテリー充電量がバッテリーの状態に影響します。ですので、50%程度を充電しておき、湿気のない32度以下の涼しい環境で保管しましょう。6か月以上保管する場合は、6か月ごとに50%充電することが推奨されています。
iPhoneの設定もバッテリーを長持ちさせるのに重要なテクニックです。ディスプレイの明るさを落としたり、明るさの自動調節機能を有効にすると、バッテリーの駆動時間を延ばすことができます。
また、モバイルデータ通信よりもWi-Fiを利用したほうが消費電力が少ないため、Wi-Fiが利用できる環境であれば活用しましょう。
そのほか、バッテリーの使用状況をチェックして、電池消費が大きいアプリの設定を見直したり、電池を節約できる低電力モードを利用するなどでも、バッテリーを長持ちさせることができます。
バッテリー表示をパーセントで表すことはできる?
iPhoneのバッテリー残量は、画面上部のステータスバーにアイコンとして表示されます。充電中の場合は雷のようなマークが付き、電池の形をしたマークでは、十分に電池がある場合は緑色、低電力モードの場合は黄色に変化します。
このバッテリー残量をパーセントで表示することができます。視覚的にわかる以上に、数字として見えると、充電タイミングの参考になるでしょう。
バッテリーのパーセント表示を有効にするには、ホーム画面から設定アプリを起動し、バッテリーの項目を選びます。そして「バッテリー残量(%)」をオン(緑)にすると表示が変更されます。
このバッテリー残量をパーセントで表示することができます。視覚的にわかる以上に、数字として見えると、充電タイミングの参考になるでしょう。
バッテリーのパーセント表示を有効にするには、ホーム画面から設定アプリを起動し、バッテリーの項目を選びます。そして「バッテリー残量(%)」をオン(緑)にすると表示が変更されます。
Photo:Apple [1], [2], Flickr @Alan Levine