スマートカーの分野がかなり活発に動いています。同分野では、AppleがApple Carのリリースを検討し、業界から人材の引き抜きや研究開発を実施しているとされていますが、Googleも同分野への参入を検討していることが明らかとなりました。
Googleは2020年までにスマートカーをリリースへ
海外メディアの9to5Googleによれば、Googleのスマートカー部門統括責任者であるChris Urmson氏が、2020年までに全自動運転が可能なスマートカーをリリースする方針であることを明らかにしたようです。
同氏は、スマートカーの開発によって全自動運転が可能になれば、交通事故の数が減ることを指摘しています。現在の自動車制御システムでは、様々なシチュエーションで事故を未然に防ぐことができていますが、全自動運転が可能になれば、その範囲が広がるだろうとしています。
たしかにドライバーが人間である限り、誤った判断が介在する可能性が存在してしまいます。スマートカーの開発が進んで全自動での運転が可能となれば、周囲の状況をコンピュータが即座に判断し、ドライバーと歩行者を安全に導いてくれるでしょう。
同分野では現在Appleが積極的に研究開発をしているとされていますが、いつ頃リリースになるのかは今のところ不明です。スマートフォン開発分野におけるライバルのGoogleがこうした声明を出したことにより、今後Appleからも何らかの発表があるかもしれませんね。
スマートカーが実現すれば、人間のドライバーが必要なくなり、多くの産業分野やライフスタイルなどにも影響を与える可能性がありますが、非常に未来的な構想だけに、今後の展開が楽しみですね。
参照元:9to5Google、http://iphone-mania.jp/news-66512/
執 筆:クロス