Apple製品の耐久性を過激な実験で検証することで知られるYouTuber「TechRax」が、iPhone7の耐火性能を実験した動画を公開しました。
iPhone vs 火薬!果たして…
Apple製品の耐久性を検証するべく、TechRaxはこれまで、1,000度に熱したナイフでAirPodsケースを切ってみたり、iPhoneを世界最強の酸・フルオロアンチモン酸に浸してみたり、Apple Pencilを鉛筆削りに突っ込んだりといった実験を行い、動画を公開してきました。
今回の実験対象となったのは、発売されたばかりのiPhone7 (PRODUCT)REDスペシャルエディションです。鮮やかな赤色が特徴のiPhoneを手にした彼は、バケツいっぱいに詰まった25ポンド(約11キロ)の火薬のなかへiPhoneを埋めます。
導火線に火を付け、急いで離れます。
花火が勢い良く噴射したような音とともに数メートルの煙が立ち上っています。iPhoneは無事なのでしょうか。
バケツは見るも無残な姿となりました。
iPhoneは…
なんと、画面にはiPhoneが高温になっており、クールダウンが必要という注意表示がありました。これにはTechRaxも「嘘だろ」と驚きの声。画面は汚れていますが、ヒビなどは入っていないように見えます。
鮮やかだった背面の赤色は真っ黒になってしまいました。
その後iPhoneを操作してみると、タップやスワイプ、ホームボタンなど問題なく動いているようです。
背面の黒い部分もつめでこすると、元の赤色が現れました。
赤色は”fire proof(耐火)”を意味していた?
動画を見たユーザーからは、「iPhone7のレッドはfire proof(耐火)」というコメントもありましたが、Appleの(PRODUCT)REDモデルは、購入金額の一部が寄付される(RED)プロジェクトの製品です。耐火性能が搭載されているとは公式発表されていませんが、動画を見る限り、一定の耐火性能を備えているのかもしれません。
これまでに投稿されたYouTuberの検証では、歴代iPhoneの耐火性能テストのほか、iPhone7では傷の付きやすさや耐火性能の実験、凍った川にiPhoneを沈める耐久実験などがありました。
こういった実験状況は通常使用では起こりにくいシーンですが、iPhoneの耐久性の目安となるかもしれません。とはいえ、仮に真似して実験して故障してしまったら、Appleのサポート対象外となる可能性がありますので、動画を見るだけにとどめましょう。
Source:YouTube (TechRax) via Cult of Mac
Photo:Youtube (TechRax)
(asm)