先日TwitterでiPhone8とみられる端末のダミー(模型)写真が公開されましたが、この写真をリークした人物が今度はiPhone8のロジックボードなど内部構造がわかる資料を公開しました。
ロジックボードを重ねて配置、空いたスペースにバッテリー?
Twitterでは23日、前面が全面ディスプレイ、背面のデュアルカメラは縦配置となったiPhone8のダミー端末とみられる写真が投稿されました。公開したのはBenjamin Geskin氏です。
ダミーの写真に続き、同氏は24日にも、iPhone8の内部構造がわかるロジックボードなどの設計図を公開しました。
各パーツは主に中国語で説明されていますが、端末の左側の大部分を閉める黄色部分「電池A」と、右側下部に位置するオレンジ色の部分「電池B」と示されているように、2つのバッテリーが搭載される可能性があることがわかります。
図面を見ると、L字のロジックボードとみられるパーツは2枚あり、重ねて配置する構造になっています。図面でA面とされる側にはNANDメモリーとMOD、B面にはA11チップやPMUがあります。
また左側下部のTaptic Engineは従来の場所から移動しないようです。その下には3D Touchの基盤があり、AppleInsiderによると、この図が正しいとすればiPhone7のものよりも大きくなっているようです。
なお今回の画像について、公開したBenjamin Geskin氏は情報源を明らかにしておらず、情報の精度として信ぴょう性は70%程度とコメントしています。
OLEDとバッテリー大容量化で電池持ちが良くなると予測
iPhone8のバッテリーについては、複数のアナリストが有機EL(OLED)ディスプレイの採用や2つのバッテリーパック搭載による大容量化によって、バッテリー持続時間が延びることを予測しています。
従来製品のバッテリー容量は、4.7インチのiPhone7が1,960mAh、5.5インチのiPhone7 Plusが2,900mAhですが、iPhone8はOLEDとバッテリーの大容量化の相乗効果で、4.7インチモデルと同じ本体サイズながら2,700mAhのバッテリー容量になるとみられています。
Source:Twitter(@VenyaGeskin1) via AppleInsider
(asm)