昨年アップルがCarPlayをリリースしたとき、Spotify、iHeartRadio、Stitcher、Rdioをはじめとする、様々な音楽ストリーミングサービスに対応しました。
多くの音楽サービスに対応しているCarPlayですが、当初からPandraには対応していませんでした。しかし状況は変わりつつあるようです。
Pandra、CarPlayとApple Watchで利用可能に
PandraのCFO(経営財務責任者)のMike Herring氏は、PandoraはCarPlayに対応し、アップルが間もなく発売するApple Watchでも利用が可能になるとFox Businessに語った模様です。
具体的なスケジュールは不明
Herring氏はPandoraのCarPlayへの具体的なリリースのタイミングには言及しませんでしたが、同氏の発言から、早い時期に実現するのではないかと予想されます。
昨年Pandoraは、アップルは価値あるパートナーではあるものの、現時点ではCarPlayに未対応で、将来には対応を検討したいと述べていました。
今回Herring氏は、PandoraのCarPlayへの対応が遅れた理由やアップルとの関係についても語っています。
iTunes Radioと競合、「フレネミー」な関係
同氏は、Pandoraとアップルはある意味「フレネミー(友を装う敵)」のような関係だと述べています。これはPandoraがiPhoneアプリとして人気を博している一方、Pandraはアップルが提供するiTunes Radioのサービスと競合することによるもので、両社は非常に面白い関係にあるとも述べています。
CarPlay、既に多くのアプリが利用可能
現時点では既に、Spotify、Beats Music、CBS Radio News、Umano、MLB.com AT Bat、Overcast、Stitcher、iHeartRadio、Rdioなどの数多くのアプリがCarPlayで利用可能です。もしPandoraがCarPlayに対応した場合には、アップル以外では4つ目の音楽アプリとなります。
CarPlayはアフターマーケットではアルバインやパイオニアの製品が対応し始めています。また、多くの自動車メーカーが対応車種を準備しています。アメリカでは今年、アウディ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイの各メーカーが対応車種を発売します。
参照元 : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-67517/
執 筆 : リンゴバックス