2017年にリリースが予定されるiPhone7s/7s Plus、iPhone8について、32GBと128GBが廃止され、新たに64GBと512GBが登場するとの観測が新たに登場しました。ただでさえ高額になると考えられてきたiPhone8にあって、256GBのさらに上をいく512GBの登場は、価格の面でもかなりの覚悟が必要となりそうです。
512GBが新登場!
Apple製品のリーク情報について正確さで定評のある@GeekBarが、中国SNS微博で画像とともに公開した情報によると、iPhone8は64GB/256GB/512GBの3モデル体制となるようです。
現行のiPhone7は32GB/128GB/256GB(ジェットブラックのみ128GB/256GB)ですが、iPhone8の最小ストレージが64GBとなるという観測は、これまでにも広く伝えられていました。問題は、最大ストレージが512GBになるという点でしょう。これまで登場した観測の多くは、64GB/256GBの2モデル体制となるという見方を採ってきました。
同氏は、iPhone8のみならずiPhone7s/7s Plusも同様に、内蔵ストレージが同じ規格で揃えられると述べているほか、「iPhone8はEditionと呼ぶべきだろう」という興味深い発言も行っています。
価格はどうなる?
内蔵ストレージが増大傾向にあることは、近年のメディアやアプリなどのコンテンツサイズを思えば不思議ではありませんが、iPhone8に限って言えば、ひとつ気になる点があります。それは、価格です。
iPhone8はパーツのコストがかさむため、64GBモデルでも10万円以上するとの見方が一般的で、256GBモデルにいたっては1,299ドル(約14万3,000円)以上するとの観測も出ています。しかし、256GBが1,299ドルだと仮定した場合、さらにその上の512GBモデルの価格は1,399ドル(約15万4,000円)ほどになることが見込まれます。
ちなみに12インチのMacBook(2017)は、14万2,800円より販売されています。スペックを単純に比較できないとはいえ、ラップトップを超える価格のスマートフォンに、二の足を踏むユーザーも少なくはなさそうです。ただし、最上位モデルを1,100ドルに抑えてくるとの見方も存在します。
Source:微博 via 9to5Mac
(kihachi)