Appleは現地時間9月1日、Mac用macOS High Sierraのベータ9を開発者向けにリリースしました。前回ベータ8をリリースしてから4日でのアップデートとなります。
なおAppleは昨日、iOS11とtvOS11のベータ9を公開しています。
さまざまな機能が向上、Safariが高速化
macOS High Sierraでは、iOSではすでに導入済みの新ファイルシステムApple File System(APFS)が導入されるほか、ビデオがこれまでのH.264形式から、HEVC(H.265)形式が標準となります。
またグラフィックスAPIのMetalがMetal2へとアップデートされ、これによりMacをThunderbolt経由で外部GPUへと接続できるようになります。
写真アプリに新たにサイドバーが導入され、編集ツールやアルバムの利用が容易になり、新しいフィルターが追加されます。またPhotoshopやPixelmatorといった外部の画像編集アプリ、印刷サービスにも対応します。
またSafariが高速化し、Siriの音声がより自然になるほか、iCloudやFaceTime、Messages、Notes機能も向上します。
なお、先日発見されたゼロデイ脆弱性が修正されているかどうかは現時点ではわかっていません。
Source:MacRumors
(lunatic)