いよいよあと数日後に発表が見込まれるiPhone Xですが、従来モデルと比べてかなり細くなるベゼル(縁)部分が、背面ケースのカラーに関わらずすべて「黒」となると、著名アナリストが予測しています。
カメラやセンサーを目立たなくするのが狙いか
Apple関連情報の正確さで知られるKGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏が、iPhone Xでは、もしベゼルを白にすると、カメラや3Dセンサーを内蔵した切り欠き部分において、黒いセンサーやカメラが黒い点のように見えて目立ってしまうため、ベゼルは黒に統一されることになった、と説明しています。
つまり、これまで噂されているように、iPhone Xがブラック、シルバー、ブラッシュゴールドの3色展開であるとしても、ベゼルはすべて黒になるということです。クオ氏はベゼルを黒にすることによって、5.8インチの有機EL(OLED)ディスプレイに、切り欠き部分を含むベゼルがうまく溶け込んで見えると述べています。
iPhone Xの最大の目玉は3Dセンシング
またクオ氏は、iPhone Xの最大の目玉は3Dセンシングだと強調しています。同氏によれば、センサーおよびカメラは、左側から光受信機、近接センサー、周囲光センサー、フロントカメラ、光トランスミッターの順に並んでおり、すべてのセンサーが調和して機能することで、高性能な3Dセンシングが実現するとのことです。
クオ氏の予測が正しいかどうかは、9月12日(日本時間では13日)にApple新本社Apple Park内にあるスティーブ・ジョブズ・シアターで行なわれるスペシャルイベントで、明らかになります。
Source:MacRumors
(lunatic)