2017年9月における格安SIMサービスに「満足している」利用者は75.3%となり、またサービス別ではUQ mobileが総合満足度で首位となりました。
総合満足度トップはUQ mobileに
MMD研究所が、格安SIMサービス利用率上位14サービスとY!mobileを合わせた15サービスの利用者男女2,000人(15歳〜69歳)を対象に、「2017年9月格安SIMサービスの満足度調査」を実施しました。現在利用している格安SIMサービスの満足度について、「とても満足している、やや満足している、どちらでもない、あまり満足していない、全く満足していない」の5段階で聞いたところ、「とても満足」と「やや満足」を合わせ75.3%が満足と回答しました。
またサービス別の満足度ではUQ mobileが81.3%で最も高く、次いでmineoが80.6%、IIJmioとLINEモバイルが80.0%で続いています。
今年3月にMMD研究所が実施した前回の調査では、1位がmineoで86.0%、2位がOCNモバイルONEで85.4%、3位がBIC SIMで85.0%でした。半年の間に順位が大きく入れ替わっているのがわかります。
目を引くLINEモバイルの躍進
格安SIMサービス利用者に、利用している格安SIMサービスを家族や友人にオススメしたいかどうかを10点満点で評価してもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ、9点から10点をつけた推奨者は23.8%、7点から8点をつけた中立者は49.5%、0点から6点をつけた批判者は26.9%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-3.1%とマイナススコアとなりました。
サービス別のNPSではLINEモバイルが15.0%で最も高く、そのあとにBIC SIMが11.0%、IIJmioが5.4%と続いています。
ちなみに前回調査ではIIJmioが21.3%でもっとも高く、次がFREETEL SIMで18.6%、mineoで17.3%となっており、満足度、オススメ度ともに、LINEモバイルの躍進が目立ちます。
なお9月26日に楽天が、プラスワン・マーケティングが「FREETEL」ブランドで展開する格安SIMサービス事業を買収することを発表しています。
Source:MMD研究所
(lunatic)