MacBook ProのRetinaディスプレイモデル(Mid 2012またはEarly 2013)のうち、バッテリーに問題があるモデルのユーザーで、バッテリー交換を11月中旬以降まで待っても良い場合、Appleがバッテリーの無料交換を提供している模様です。
11月中旬以降まで待てるならバッテリーを無償交換
Appleが、Genius Barスタッフや正規サービスプロバイダに対し、該当する顧客が11月15日以降まで待つことができる場合には、バッテリーの無償交換を提示するよう伝えている、とAppleの内部文書を入手したMacRumorsが報じています。
Appleは、8月25日からこの条件を提示しており、これはMacBook Proのバッテリーが接着されたアルミニウム製トップケースの供給不足が原因とのことです。
Appleは、顧客がバッテリー交換を待つことができない場合は、保証外のバッテリーサービス料金として、アメリカでは199ドルを適用するよう指示しています。
対象モデルが限定されているので注意
対象となるMacBook Proは、Retinaディスプレイモデル(Mid 2012またはEarly 2013)のみであり、Retinaディスプレイ非搭載モデルや、MacBook Air、12インチのMacBookなどは対象になりません。
バッテリー無償交換の対象になるかどうかは、メニューバー左上のAppleロゴをクリックして「このMacについて」から「システムレポート」を開き、「電源」の「状態情報」にバッテリーサービスを促す表示が出ているかで確認できます。
Apple Storeや正規サービスプロバイダでは、検査用機器を使ってMacBook Proのバッテリー状態を確認します。
7月には新型MacBook Proに交換の事例も
MacBook Proのバッテリー問題について、7月には修理用部品不足のため、同等の代替品として2016年や2017年モデルのMacBook Proへの交換を受けられたユーザーもいました。
しかし、新モデルのMacBook Proへの交換は7月下旬に終了しています。
Source:MacRumors
(hato)