Appleの開発者向けイベントWWDC2015では、新型Apple TVが発表されると予想されていますが、この新型Apple TVについて、ニュースメディアBuzzNews FeedのJohn Paczkowski氏が気になる予想を展開しています。
新型Aple TVは4K画質をサポートしない
WWDC2015で発表される新型Apple TVは、一部で4K画質をサポートするのではないかと噂されていますが、BuzzNews FeedのJohn Paczkowski氏によれば、今作で4K画質がサポートされることはない、としています。
その理由として、米オンラインストリーミング企業「Netflix」は最近になって4K画質のサポートを始めましたが、これに対応する製品はまだ少ないことを指摘しています。
日本でも近年4Kの高画質テレビが家電量販店を賑わせていますが、価格の高さもあり、その普及率はまだ高くないと思われます。この状況は米国でも同様で、今のところ4K動画が視聴可能なテレビも少ないうえに、4K画質の動画をストリーミングするために必要な15Mbps以上の速度が出るブロードバンドがある家庭は全体の19%ほどに過ぎないことが昨年の米インターネットレポートで報告されています。
実際にどうなるのかはWWDC2015の開催までわかりませんが、こうした状況を鑑みれば、現時点で4Kのサポートをしたところで、宝の持ち腐れになってしまう家庭が多いというのは事実ですね。
参照元:9to5Mac、BuzzNews Feed
執 筆:クロス