本日、KDDI、沖縄セルラーは、2015年夏を目途にLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術である「キャリアアグリゲーション」を活用し、受信最大225Mbpsの高速データ通信サービスを全国で一部のエリアから、順次提供を開始すると発表しました。
「キャリアアグリゲーション」とは?
「キャリアアグリゲーション」は、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を可能とする技術で、周波数毎に受信したデータを足し合わせることにより、受信最大225Mbpsの通信速度を実現します。
3月にはドコモが同技術を用いた「PREMIUM 4G」の展開を開始しており、KDDIもこれに続く形となりました。
対応スマートフォンも順次発売
KDDIによれば、「WiMAX 2+(受信最大220Mbps)」に加え、「4G LTE(受信最大225Mbps)」の2つの次世代通信ネットワークに対応したスマートフォンを順次発売予定としています。対応スマートフォンでは、2つのネットワークの中から、通信環境に応じて快適なネットワークへ自動的に接続することで、より快適に高速データ通信を楽しめることとなります。
ただ、残念ながらiPhone6/6 Plusは150MbpsのLTE対応機種なので、225Mbpsはサポート対象外となります。今回の発表についてはiPhone6s以降でのサポートに期待したいところですね。
参照元:KDDI
執 筆:クロス