写真共有サービスFlickrが、2017年に同サイトに投稿された写真の撮影にもっとも使われたカメラは、iPhoneのカメラだったことを明らかにしました。
Flickrユーザーの54%がiPhoneで撮影
Flickrによれば、投稿された写真の50%がスマートフォンで撮影されたもので、2016年の48%から増えています。またデジタル一眼レフカメラで撮影されたものも33%と、前年の25%から増える一方、コンパクトカメラからの投稿は21%から12%へと減少しました。ミラーレスは4%で、3年連続で同じ数字となっています。
ブランド別に見ると、Flickrユーザーの54%がAppleのiPhoneを利用しており、ほかを圧倒しました。また人気の上位10機種では、なんと9機種がiPhoneだったとのことです。9位にかろうじて、キヤノンの5D Mark IIIがランクインしています。
Appleに続いて利用が多かったブランドがキヤノンで23%、3位はニコンで18%でした。
年々高まるiPhoneのシェア
FlickrにおけるiPhoneのシェアは年々高まっています。同サービスのデータによれば、2010年1月の時点ではキヤノンの利用が36%で1位、2位が22%のニコン、iPhoneは一桁台でしたが、その後年々数字を伸ばし、2014年にそれまでトップだったキヤノンを抜いて首位に躍り出ました。以降も右肩上がりにシェアを増やし続けています。
AppleはiPhoneのカメラ性能の向上に力を入れており、iPhone8 Plus、iPhone Xでは、ポートレートライティング機能が追加されています。また公式InstagramアカウントでiPhoneで撮影された写真や動画を、ハッシュタグ#shotoniPhoneをつけて公開しています。