アップルがApple Watchをファッション・アイテムとしてだけでなく、ビジネスに役立つツールとして売込みを図ろうとしていることが、最近掲示された求人で明らかになりました。
「Apple Watchマーケティング・スペシャリスト」
求人内容によれば、採用された人材はアップルのビジネス・マーケット・チームで働き、中小企業からフォーチュン500までのさまざまな規模の企業に対し、ビジネスで利用できるApple Watchのアプリ活用を推奨していくことが求められるようです。肩書きは「Apple Watchマーケティング・スペシャリスト」となっています。
Web、モバイル、オーディオ・ビデオ、ソーシャルメディアなどのさまざまなコンテンツの開発、KeynoteやPhotoshopの知識、書く力や聴衆を相手に話す能力も要求されています。
どうなる?Apple Watchの企業向け展開
アップルの現時点までのApple Watchの宣伝は、ファッション性を重視し、一般消費者をターゲットとしているように見受けられます。Apple Watchの価格や、iPhoneとの併用が求められることを考えると、ビジネスシーンでどこまで受け入れられるかは不透明です。
ただしアップルはIBMと組んで企業向けiOSアプリを展開していることからも、Apple Watchのビジネス市場での展開を考えたとしても不思議ではありません。
参照元 : Apple、AppleInsider
執 筆 : lunatic