Amazonは、電池で動くワイヤレスセキュリティカメラを製作するBlinkを買収しました。クラウドファンディングから始動したBlinkは、現在第2世代の暗視機能を搭載したカメラをすでに出荷しており、今週ドアベル型の第3世代のカメラを発表したばかりです。
電池で動く「Blink」ホームセキュリティカメラ
Blinkのホームセキュリティカメラは、単三電池2本で2年間連続稼働し、99ドル(約1.12万円)と廉価ながらHDビデオのライブストリーミングができるため人気を博しています。
第2世代のカメラには暗視機能が搭載され、今週発表された第3世代のカメラはドアベル型となっています。
すでにAmazonはホームカメラを開発している
ホームセキュリティカメラ開発のBlinkを買収したAmazonですが、すでに同社はAmaozon Keyという、バーチャルアシスタントのAlexaが搭載されたワイヤレスカメラを開発しています。
Amazon Keyには、ユーザーが留守のときに宅配便の配達人のために玄関のドアの鍵を遠隔操作で解除できる機能が盛り込まれています。
AmazonがBlinkを買収した明確な理由は明らかになっていませんが、同社は米メディアThe Vergeのインタビューに、「我々はBlinkの商品を取り扱っていて、同社の製品がいかに人気があるかを把握している。(BlinkのチームがAmazonに加わり)いっしょに新しい発明ができることに興奮している」と述べています。
Amazon傘下となったBlinkですが、サービス内容の変更などが行なわれる予定は今のところなく、製品サポートの在り方は変わらないとコメントしています。
Source:The Verge
Photo:Business Insider
(lexi)