スキンケア用品大手のNeutrogenaは、iPhoneのカメラ部分に取り付けて肌の状態をチェックできるデバイス「SkinScanner」を2018年夏に発売すると発表しました。
LEDと30倍レンズ、水分量センサーで肌の状態を撮影・分析
iPhoneのカメラ部分に取り付けて使うSkinScannerには、12個のLEDが30倍の拡大撮影ができるレンズ、レンズ周辺には肌の水分量を測定できるセンサーが装備されています。
撮影・測定したデータは、毛穴の大きさ、シワなどの状態を機械学習によって分析し、同年代と比較した結果が専用アプリに表示されます。
アプリには、肌の状態に応じたお勧めのスキンケア用品が表示されますが、現在のところ、表示されるのはNeutrogenaブランドの製品のみです。将来的に、親会社Johnson & Johnsonの他ブランド製品への対応も想定されていますが、対応時期は不明です。
2018年夏、50ドルで発売予定
SkinScannerが対応するiPhoneのモデル名は発表されていませんが、米メディアAppleInsiderは、以下の映像からiPhone7 Plusではないか、と推定しています。
SkinScannerは、2018年夏に50ドル(約5,600円)で発売される予定です。
また、同製品のデモンストレーションが、アメリカ・ラスベガスで現地時間1月9日に開幕するCES 2018で行われる予定です。
カネボウは「肌水分センサー」を無料配布
なお、日本の化粧品大手カネボウは、スマートフォンのイヤホンジャックに接続して肌の水分量を測定・記録できる「肌水分センサー」を、モニター参加者を対象に2016年12月から無料配布しています。
Source:Neutrogena via AppleInsider
(hato)