現地時間1月9日、米ラスベガスにおいて、世界最大規模のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「CES 2018」が開幕しました。
雨のなか、CES 2018が開幕
ラスベガスでは珍しい雨の降りしきるなか、CES 2018が開幕しました。雨対策が十分でないために道路には雨水があふれ、川のようになっています。会場内もところどころ雨漏りのする箇所があるなど、ラスベガスらしからぬ幕開けとなりました。
CESはメインとなるラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)だけで、ノース、セントラル、サウス・ホールとあり、さらにサンズ・コンベンション・センターやホテルでも行われています。初日はワイヤレス機器やアクセサリなどが数多く展示されているLVCCサウス、そしてパナソニックやソニー、LG、Samsungなど家電大手が出展するLVCCセントラルを中心に回りました。
ワイヤレス充電機器が数多く展示
iPhone関連で特に目についたのが、ワイヤレス充電器です。iPhone8/8 Plus、iPhone Xの登場で、ワイヤレス充電器への関心と需要が高まっている現状が背景にあると考えていいでしょう。
また、1台だけでなく、2台のワイヤレス充電対応スマートフォンを同時に充電可能なパッドも複数社が出展していました。
Qiの特設ブース
ワイヤレス給電の国際標準規格「Qi(チー)」を策定したワイヤレス・パワー・コンソシアムがブースを特設し、同規格に準拠した数多くの製品のデモを行なっていました。
スマートフォンのワイヤレス充電器から始まって、照明、ワイヤレス充電に対応した炊飯器などの調理家電もありました。
Belkin、2018年新製品をデモ
先日、iPhone Maniaでもご紹介したBelkinが、2018年発売の新製品、「BOOST↑UP ボールドワイヤレス充電パッド」「BOOST↑UP ワイヤレス充電スタンド」「BOOST↑UP ワイヤレス充電カーマウント」「BOOST↑UP デュアルワイヤレス充電パッド」などを展示していました。
また日本ではApple Storeとドコモショップで提供している、iPhone用の画面保護フィルム貼り付け専用マシン「TrueClear Pro Advanced Screen Care」を会場内に持ち込み、ブース訪問者にフィルムの貼り替えを行うサービスを提供、人気を集めていました。
アクセサリでお馴染みのAnkerが、1月中旬発売および今年第2四半期発売予定のワイヤレス充電器を展示していたほか、公共スペースなどでワイヤレス充電機器を提供するイギリスのaircharge、ChargeWorkx、レンズで知られるVivitar、Ventar、Scoscheなど、数多くの企業がワイヤレス充電器を出展していました。以下、写真をご覧ください。
(lunatic)