Appleが完全ワイヤレスイヤホンのAirPodsを発表したとき、「耳から落ちるのではないか」との声が少なからず聞かれました。しかしCES 2018では、複数の企業が完全ワイヤレスのイヤホンを披露しています。
Zolo「Liberty+」
AnkerのサブブランドであるZoloは、完全ワイヤレスイヤホン「Liberty」シリーズとして、「Liberty+」を新たにCESで発表しました。オリジナルのLibertyと比べ、バッテリーの持続時間が24時間から48時間へと倍増(バッテリーケースで充電した場合)、またLiberty+はBluetooth 5に対応しています。Ankerによれば、15分の充電で最高3.5時間の利用が可能な点は、LibertyもLiberty+も同じです。
価格はLibertyよりも50ドル高い149.99ドル(約1.7万円)で、1月末の発売予定となっています。
Jabra「Elite 65t」「Elite Active 65t」
JabraはCES 2018において、完全ワイヤレスイヤホン「Elite 65t」と「Elite Active 65t」を発表しました。前者は音楽の聴取、後者はランニングなどエクササイズ時の利用を念頭に置いたモデルです。
Jabraの完全ワイヤレスイヤホンはAlexa、Siri、Google Assistantに対応しているのが特徴です。発売は1月中旬の予定で、価格はElite 65tが179ドル(約2万円)、Elite Active 65tが190ドル(約2.1万円)です。
ソニー「WF-SP700N」
ソニーもCES 2018において、左右独立の完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」をお披露目しました。ノイズキャンセリングを搭載し、汗や多少雨に濡れても大丈夫なIPX4の防滴防塵性能を備えています。
バッテリー持続時間は3時間、2回のフル充電が可能な充電ケースを使うと、合計9時間の利用が可能となります。黒、ピンク、黄色、白の4色展開で、今春180ドル(約2万円)で発売予定です。
Rowkin「Ascent」
Ashley ChloeもRowkinブランドで、完全ワイヤレスイヤホン「Ascent」を発表しました。ペンケースのような形状の充電ケースが特徴で、またケースが磁石を内蔵しているため、イヤホンが定位置にしっかり収まるようになっています。充電ケースを使うと、最高48時間の利用が可能です。また充電ケースはワイヤレス充電に対応していることのことです。
Rowkin Ascentは年末の発売予定で、価格は129.99ドル(約1.4万円)となる見込みです。
今回ご紹介した製品については、米国以外の国々での発売情報は得られていません。
(lunatic)