2015年4月13日、M2モビリティーは、ヨーロッパで10万台以上販売された実績を持つスマートロック「danalock」の国内取り扱いを発表しました。
外鍵と併用可なスマートロック
「danalock」は、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンと連携して、鍵開閉を行うスマートロックシステムです。使用方法は、ドアのサムターン部分を「danalock」に交換した上で、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetoothで接続し、鍵の開閉を行うというもの。ちなみに、「danalock」の導入は、サムターン部分のみを変更するだけなので、使用中の外鍵との併用も可能です。
さらに「danalock」は、スマートフォンと「danalock」を近づけるだけで鍵を開けることができるハンズフリー機能も搭載。このハンズフリーは、友人への一時的な鍵の開閉権利譲渡としても使えます。また、内蔵電池は約1年ほど持ち、電力量が3分の1を切るとスマートフォンに通知が来る仕様ですが、外鍵との併用も可能なため、”電池切れで鍵が開かない”という状況は回避できそうです。
一般家庭でも使えそうなスマートロック
「danalock」の正式な価格や販売時期、機能の詳細については、月下旬に開催されるカンファレンスにて発表される予定です。サムターン部分を「danalock」に変更する工程が、一般人でも行うことができる仕様であれば、一般家庭への浸透も見込めるのではないでしょうか。
日本よりも犯罪率が高いとされるヨーロッパやアメリカで人気になっているスマートロック「danalock」。日本のユーザーからはどのような反応が返ってくるでしょうか。今後の正式発表が楽しみですね。
参照元:M2モビリティー プレスリリース、http://iphone-mania.jp/news-68608/
執 筆:chappy