Appleは現地時間1月19日、iOS11.2.5のベータ7、macOS High Sierra10.13.3 ベータ6、watchOS 4.2.2ベータ5を、開発者とパブリックテスター向けに公開しました。来週にはいずれも正式版が公開されると見込まれます。
iOS11.2.5で不審なリンクでフリーズする脆弱性を修正
iOS11.2.5のベータ7は、現地時間1月17日にベータ6が公開されてからわずか2日でのリリースとなりました。
iOS11.2.5では、Twitterなどで拡散しているGitHubのURLを含むメッセージをクリックするとiOSデバイスがフリーズする脆弱性を修正する、とAppleが発表しています。
iOS11.2.5のベータ3では、日本で販売されているiPhoneでも海外版と同様に標準カメラアプリのシャッター音が無音化できる現象が確認されていましたが、バグだったようで、ベータ4で修正されています。
なお、正式版が現在公開されている最新バージョンはiOS11.2.2です。
macOS 10.13.3、watchOS 4.2.2も来週には正式版公開か
同時に公開されたmacOS High Sierra10.13.3 ベータ6、watchOS 4.2.2ベータ5は、いずれもバグ修正とセキュリティ向上を中心としたアップデートとみられ、外観上の大きな変更点はありません。
米メディア9to5Macは、いずれのベータ版もダウンロードサイズが大きいことから、今回のベータが来週とみられる正式版リリース直前とみられる、と指摘しています。