Appleの次世代iPhoneは、5.8インチと6.5インチのOLEDディスプレイ搭載モデルと、6.1インチのLCD搭載モデルの3モデルで構成されると、再びサプライチェーンから情報が寄せられた模様です。
iPhoneのOLEDディスプレイ供給をめぐる競争
中国メディアの中時電子報(China Times)は23日、Appleの2018年秋発売のOLEDディスプレイ搭載iPhoneにはSamsungのパネルが使用されると報じました。現在、AppleにOLEDディスプレイパネルを生産しているのはSamsungとLGの2社ですが、LGはApple Watchのパネルのみ供給しています。
今月初旬、LG、シャープ、ジャパンディスプレイがiPhoneのOLEDディスプレイ生産でAppleのサプライチェーンに仲間入りするとの報道がありましたが、未だ生産能力に不足があるとみられています。
OLEDディスプレイ供給で2番目のサプライヤーになる可能性が高いとされるLGも、生産能力が必要レベルまで達するには2019年までかかるといわれています。Foxconn傘下のシャープは昨年3月に生産設備への投資を行なっています。
2018年秋のiPhoneラインナップは噂通りとなるか
Appleは、OLEDディスプレイ搭載モデルとして、5.8インチのiPhone Xの後継機と、6.5インチの「Plus」サイズのモデルを導入するとみられています。LCD搭載モデルは6.1インチと、2つのOLEDディスプレイ搭載モデルの間の大きさになるといわれています。
中時電子報の報道によれば、6.1インチのLCDはジャパンディスプレイが供給する見通しで、現在LGもLCD供給の交渉段階にあるとのことです。尚、General Interface SolutionとTPK HoldingがLCDのタッチパネルモジュールを生産するとみられています。
Appleは2018年に6.5インチのiPhone Xを生産予定していると昨年11月にすでに噂され、その後も繰り返し同様の予想が報じられてきましたが、今回サプライヤーから再び同じ情報が得られたようです。
Source:中時電子報 via AppleInsider
(lexi)