アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、米TIME誌の「100人のもっとも影響力のある人々」に選ばれました。100人のリストには俳優や歌手、有名企業のトップ、科学者、作家、医師、リーダーなど、さまざまな業界の著名人が名を連ねています。
アップルを社会に貢献する企業へ
また選出された人々の紹介を、別の著名人が担当しています。クックCEOについては、市民権活動家で民主党議員(ジョージア州選出)のジョン・ルイス氏が書いています。
「ティム・クックにとって、アップルの共同創業者である故スティーブ・ジョブズの巨大な影に足を踏み入れるのは、簡単ではなかっただろう。しかし優雅さと勇気、そして自分らしくあれという揺るぎない意思を持って、ティムはアップルを想像を超える利益と、より高い社会的責任を持つ企業へと押し上げた。彼はビジネスが世界のために何ができるかという、新たな基準を作りつつある。ティムは個人のプライバシーの権利を断固として支持し、平等とLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の権利を推進するだけでなく、自分の言葉と行動を通じて変化を主張している。再生可能エネルギーへのコミットメントも、未来の世代のために、地球を少しでもきれいに、少しでも緑にしようというものだ。(以下続く)」
本人は100人のなかには選ばれていませんが、アップルのデザインチーフのジョナサン・アイブ氏が、Airbnbの創業者であるブライアン・チェスキー氏を紹介しています。
テクノロジー業界の著名人では、このほかにYouTubeのCEOであるスーザン・ウォシッキー氏、マイクロソフトのCEO、サトヤ・ナデラ氏、LinkedInの共同創業者リード・ホフマン氏、Xiaomiの創業者でCEOの雷軍氏などが選ばれています。
参照元 : TIME、MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-69229/
執 筆 : lunatic