Appleは2018年のWWDC(世界開発者会議)を6月4日から8日に開催すると発表しました。WWDCは開発者向けのイベントですが、iOSやmacOSの最新版、さらには新製品の発表も兼ねており、多くのAppleファンが注目するイベントでもあります。
iOS12、macOS10.14などのお披露目
毎年WWDCの基調講演では秋にリリースされる次期iOS、macOS、watchOS、tvOSの詳細が発表されます。iOS12は安定性向上のため、多くの機能を盛り込むことを見送るというニュースもありますが、それでもWWDCで発表される最新OSの詳細には注目が集まります。また次期iOSの詳細は次期iPhoneの方向性を示すことも多く、このことも多くのAppleファンがWWDCでの発表を楽しみにする要因となっています。
さらに昨年は10.5インチのiPad ProやiMac Pro、HomePod、MacBookシリーズのアップデートがWWDCで発表されました。ここ数年、WWDCは新製品の発表イベントという色を薄めていただけに、昨年大量の製品が発表されたことは驚きをもって迎えられました。そして今年のWWDCでも既にMacBookやMacBook Air、iPad Proの新モデル発表が期待されています。
参加費は1,599ドル(約17万円)
WWDCは毎年参加希望者が会場の定員を上回るため、抽選によって参加者が選ばれます。参加希望者は3月22日午前10時(現地時間)までに開発者サイトにて登録を済ませて抽選を待つことになります。無事当選すれば参加費1,599ドル(約17万円)がAppleから請求されます。
参加費は非常に高額ですが、それでもWWDCへの参加希望者が多くなるのは、それだけiOSなどのアプリ開発者が多く、さらにWWDCでいち早く情報を手に入れれば、収益向上が可能なことを示しています。今年のWWDCのチケット抽選も高倍率になると予想されます。
Source:WWDC
(KAZ)