携帯電話通信機能を搭載したモデルを含むApple Watch Series 3が、これまでのApple Watchシリーズ中、もっとも速くユーザー数を伸ばしていることがわかりました。
開発者がアプリで普及速度を追跡
Apple Watchシリーズの普及速度を、主に「Pedometer++」アプリを使って観察してきた開発者のデビッド・スミス氏が、Apple Watch Series 3は昨年9月の発売以来、着実に利用者数を増やしていると報告しています。
同氏によれば、現在Pedometer++アプリユーザーの33%がApple Watch Series 3の利用者であり、Series 2、Series 1、Series 0(オリジナルモデルを指す)を上回っています。
一方でSeries 0のユーザー数は徐々に減少しており、これはSeries 3にアップグレードしているためと見てよさそうです。
ただしSeries 3のPedometer++ユーザー数が多いのは、アプリなどを毎日使用してもイライラしないレベルに達した初のApple Watchだからという理由もあると、スミス氏は指摘しています。
Series 0は処理速度が遅すぎる
また開発者の立場から見ると、Series 0は処理速度があまりにも遅く、同モデルにも対応するアプリを開発するのはかなりの苦労が伴うようです。スミス氏は、watchOS 5SではSeries 0のサポートを終了して欲しいという、個人的な希望を述べています。
しかし発売からもうすぐ3周年を迎えるApple Watch、初代でも十分満足しているユーザーは少なくないでしょう。初代ユーザーのほとんどが最新モデルへと買い替えるまでには、まだしばらく時間がかかりそうです。
Source:David Smith via 9to5Mac
(lunatic)