コンサルティング企業Interbrandが毎年発表している「最も価値あるブランド」ランキングで、Appleが7年連続で1位に輝きました。
Appleは3つの要素で高評価を獲得
Interbrandは、企業の業績だけでなく、ブランドそのものの価値を高める10の要素をもとにスコアをつけています。
10の要素とは、「明快さ」「コミットメント」「ガバナンス」「感応性」「関連性」「人との関わり」「差別化」「一貫性」「ブランドらしさ」「存在感」です。
Appleは、特に「ガバナンス」「差別化」「人との関わり」において高評価を獲得し、総合点で1位となりました。
「ガバナンス」では、組織が効果的かつ効率的なブランド戦略を展開するためのスキルと経営モデルを持っているかが問われます。「差別化」では、顧客/消費者がどれだけそのブランド特有の立ち位置や、体験を感じているかが測られます。「人との関わり」では、顧客/消費者がそのブランドに対しどれだけの理解を示しているか、参加しているか、帰属意識を感じているかが見極められます。
「最も価値あるブランド」ランキングトップ10は次のとおりです。
- Apple
- Amazon
- Microsoft
- Coca-Cola
- Samsung
- トヨタ
- Mercedes
- McDonalds
- Disney
Appleのブランド評価額は、前年よりも9%増の2,340億ドル(約25兆3,364億円)となりました。
Interbrandのランキングトップ100に入った日本のブランドには、ホンダ(21位)、日産(52位)、ソニー(56位)、キヤノン(61位)、パナソニック(81位)、任天堂(89位)が挙げられます。
Source:Interbrand via 9to5Mac
(lexi)