公開されたばかりのiOS13.2と、直前バージョンであるiOS13.1.3の動作速度を比較した動画を、YouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。
iOS13.2とiOS13.1.3、どっちが速い?
iAppleBytesが公開したスピードテスト動画は、公開されたばかりのiOS13.2とiOS13.1.3をそれぞれインストールしたiPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XRの4モデルで、電源オフからの起動、各種アプリの起動と動作、2つのベンチマークアプリのスコアを比較しています。
iPhone6s
iPhone6sを電源オフから起動すると、iOS13.1.3(左)でAppleロゴが表示されている間に、iOS13.2(右)はホーム画面が表示され、1〜2秒ほどiOS13.2が速く起動しています。
各種アプリの起動・動作速度には目立った差はありません。
ベンチマークテストの結果はGeekBench、Antutuとも、大きな差はありませんでした。
iPhone7
iPhone7でも、わずかですがiOS13.2(右)のほうが速く起動しています。
アプリの起動・動作速度では、ほとんど差は見られません。
ベンチマークスコアは、AntutuでiOS13.1.3が34,068で、iOS13.2の33,945よりも若干高くなっており、テストも少しですが早く終わっています。
iPhone8
iPhone8でも、iOS13.2がわずかながらiOS13.1.3よりも速く起動していますが、iPhone6sと比べると差は小さいようです。
各アプリの起動・動作速度には目立った差は見られません。
ベンチマークテストの結果は、GeekBenchのマルチコア、Antutuともに、iOS13.2のスコアがiOS13.1.3よりも若干高くなっています。
iPhone XR
iPhone XRでは、起動速度はiOS13.2とiOS13.1.3はほぼ同等でした。
各アプリの起動・動作速度でも差はみられません。
ベンチマークテストでは、GeekBenchのマルチコア、AntutuともにiOS13.2のスコアがiOS13.1.3よりも若干高く、iPhone8と同様の傾向がみられました。
「iOS13.2へのアップデート、迷う必要なし」
テストの結果、iOS13.2とiOS13.1.3では、古いモデルで電源オフからの起動が若干速くなっており、アプリの動作・起動速度やベンチマークスコアには目立った差はありませんでした。
iAppleBytesは、パフォーマンスの観点では、iOS13.2へのアップデートを迷う必要はないだろう、とコメントしています。
動作速度比較の動画はこちらでご覧ください。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)