24日に発売されたApple Watchシリーズですが、その画面には、「Apple Watch Sport」と「Apple Watch」「Apple Watch EDITION」で異なる素材が使用されています。
この素材の違いによって、反射率が異なり、画面の見やすさに若干の差があることを、調査機関DisplayMateが発表しています。
外で一番画面が見やすいのは「Apple Watch Sport」
「Apple Watch Sport」の画面にはIon-Xガラスが、「Apple Watch」「Apple Watch EDITION」には耐久性にさらに長けたサファイガラスが搭載されていることはすでにご紹介した通りですが、DisplayMateによりますと、これら2つの素材で、画面の反射率が異なるようです。
DisplayMateが公開したデータでは、Ion-Xガラスの反射率が4.6%、サファイアガラスの反射率が8.2%であったと報告されています。これは、「Apple Watch」「Apple Watch EDITION」に使用されているサファイアガラスの方が、「Apple Watch Sport」に使用されているIon-Xガラスと比較して、約1.8倍ほど太陽光などの光を多く反射することを意味し、明るい光の照射がある環境下では、「Apple Watch Sport」の方が見やすいこととなります。
データ上はこのような結果になりましたが、この点に関しての最終ジャッジは個人の感覚に委ねられる部分かと思いますので、Apple Storeや家電量販店などで、Apple Watchを試着する機会があれば、画面の反射にも配慮をして、納得のいくモデルを選ぶようにしてくださいね。
参照元:Cult of Mac、DisplayMate、http://iphone-mania.jp/news-70175/
執 筆:クロス