アップルは登録済みの開発者に対して、iPhoneなどの基本システムの最新版であるiOS8.4ベータの配布を開始しました。
iOS8.4で2度目のベータ版
今回のバージョンは、2週間前に開発者向けにiOS8.4を初めて公開してから、2つめのバージョンとなります。同時に一般向けにiOS8.3を公開してからは、3週間後のベータ版配布となります。
配布されたバージョンのビルドは12H4086dとなっており、登録済み開発者はiOS Developer Centerからアップデートが可能です。
一新されたミュージックアプリの不具合が修正
iOS8.4では一新されたミュージックアプリが導入される予定で、アーティストやプレイリストでアーティストの画像を表示するなど大幅にデザインも変更されます。
また、ミニプレイヤーも同時に一新され、再生中の曲を表示するデザインも変更し、検索機能が強化され、より簡単な検索が可能となるようです。また、これに合わせてiTunes Radioのデザインも変更される模様です。
初めて公開されたiOS8.4ベータ版では、ミュージックアプリには数多くの不具合がありましたが、今回のアップデートで多くが修正されており、アプリの安定性も向上した模様です。
WWDCで発表されるストリーミングサービスに対応
iOS8.4に搭載するデザインが一新されるミュージックアプリでは、6月に開催されるWWDC(世界開発者会議)で発表が噂されている、音楽ストリーミングサービスに対応すると予想されています。
iTunesとミュージックアプリの機能が統合
新たな音楽ストリーミングサービスは、アップルが提供している既存のBeats Musicと、類似したサービスになるのではないかと予想されています。しかし、システムレベルでiTunesに統合され、デザインが一新され、iTunesオリジナルのコンテンツを提供するなど、ブランドも再構築され提供されるのではと考えられています。
参照元 : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-70247/
執 筆 : リンゴバックス