非営利の米消費者団体専門誌「コンシューマー・レポート」によるスマートウォッチ性能比較テストで、Apple Watchステンレススチールモデルが1位に選ばれました。
8社11モデルで比較
同誌はすでに、Apple WatchおよびApple Watch Sportのガラス耐久性や耐水性などについて実験を行い、レポートを発表しています。
今回はApple Watchの4モデル(Apple Watch 2モデル、Apple Watch Sport 2モデル)に加え、「ASUS Zen」「LG G watch R」「Martian Notifier」「Motorola Moto 360」「Pebble Steel」「Samsung Gear S」「Sony SmartWatch 3」の、計8社11モデルで比較実験を行いました。
実験内容は歩数カウントの正確さ、直射日光または暗い場所での読み取りやすさ、ユーザーインタフェースの使いやすさ、ディスプレイの耐久性、耐水性、心拍数測定の正確さなどです。
ディスプレイの耐久性ではApple Watchが突出
ディスプレイ表面の耐久性では、今回実験対象となった11モデル中、唯一サファイアクリスタルを搭載しているApple Watchが、モース硬度9のピックを使用しても傷つかず、もっとも高い耐久性を記録しました。
耐水性テストではソニーのみが不合格に
耐水性テストでは、各スマートウォッチを3.3フィート(約30センチ)の水深に30分間水没させ、直後と、24時間後に正しく動作するかをチェックしました。このテストでは、最初のApple Watch Sportが直後は問題なかったものの、24時間後に動作しなくなりましたが、次の2モデルでは問題なかったため、合格と判定されました。
耐水性テストで不合格となったのは、ソニーのSony SmartWatch 3のみでした。
一連の実験の結果、コンシューマー・レポートは1位をApple Watchステンレススチールモデル、最下位をSony SmartWatch 3と結論付けています。
参照元 : Consumer Reports、http://iphone-mania.jp/news-70887/
執 筆 : lunatic