アップルが開催するWWDC(世界開発者会議)まで1カ月を切っていますが、iPhoneなどiOS機器用の基本システムの3度目となる最新ベータ版iOS8.4と、Mac用のOSX Yosemite 10.10.4 betaが、それぞれ登録済みの開発者とパブリックベータテスターに配布されました。
iOS8.4では音楽アプリの修正
iOS8.4の最新ベータ版は既に以前のベータ版をインストールしている場合には、無線通信を経由してアップデートが可能です。また、アップルのiOS Developer Centerからも一括ダウンロードが可能となっています。今のところ、これまで以上の大幅な変更は追加されていない模様です。
iOS8.4ではミュージックアプリの機能やデザインの大幅な変更が中心となっていますが、グローバルな検索機能やジェスチャーコントロールにも改良が加えられており、ミニプレイヤーはどの画面からでも操作できるよう変更されています。前回配布されたiOS8.4の2度目のベータ版はちょうど2週間前に公開されていました。
WWDCでは新たなiOS9をリリース
アップルは6月8日から始まるWWDC(世界開発者会議)で、次世代iOSとなるiOS9を発表すると予想されていますが、公開されるまでには数カ月掛かると思われ、それまでにiOS8.4が一般に公開される予定です。
OS Xも次世代バージョンを発表
また、Mac向け最新のOS X 10.10.4 betaはビルドが14E17eとなっており、前回のベータ版から2週間後に配布されていますが、アップデートの詳細情報はほとんどありません。Mac用のOS X Yosemiteのアップデートは今回開催されるWWDCまでとなる予定で、次世代OS Xが発表される予定です。
参照元 : Apple Insider 、http://iphone-mania.jp/news-71395/
執 筆 : リンゴバックス