アップルが新しくリリースを予定しているとされる、Beats Musicをベースにした音楽ストリーミングサービスは「Apple Music」と呼ばれ、アーティストへのソーシャルネットワーク機能が搭載されることが、関係者の証言で明らかになりました。
新たなSNS機能を提供
アップルは以前、iTunes Pingと呼ばれる音楽ソーシャルネットワーク、およびレコメンダシステムをサービスとして提供していた時期がありました。今回導入されるソーシャルネットワーク機能では、Apple Music内に各アーティストページがあり、楽曲サンプルや画像、ビデオ、最新のコンサート情報などが盛り込まれる模様です。
他のアーティストのコンテンツの共有も可能
また、アーティストは他のアーティストのコンテンツを共有するなどし、相互にクロスプロモーションを行うことも可能なようです。例えば、ストラップバンドまでゴールドのApple WatchをはめたKanye Westが、Apple Music上でTaylor Swiftのニューアルバムのプロモーションをすることが可能となります(2人がお互いをプロモーションするなど、現実にはありえない話ですけれどね)。
ユーザーはiTunesアカウントを利用し、アーティストの投稿にコメントをしたり、いいねを押したりできるようですが、以前のiTunes Pingにあったようなユーザー自身のプロフィールページは作成できないようです。
Apple MusicはiOS8.4と連携
関係者によりますと、アーティストの各ページへの投稿や情報の更新は、Apple Musicの中心的な機能となる模様ですが、ユーザーはiOS8.4の設定画面で無効にすることもできるようです。
先日開発者に配布されたiOS8.4 betaでは、iOSの設定画面で「Artist Activity」をオフにすることも可能となっているという証言が伝えられています。Apple MusicはiOSはもちろん、Android、Mac用にも提供され、SNS機能が利用可能なようです。
アップルのApple Musicと呼ばれる新しい音楽ストリーミングサービスは、6月8日から始まるWWDC(世界開発者会議)で発表される模様です。
参照元 : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-71691/
執 筆 : リンゴバックス