Appleが、モバイルWi-Fiルータに関する特許を出願したことが、米特許商標庁(USPTO)によって公開された資料より明らかとなりました。
今後発売があるかどうかは不明
5月21日付で公開された米特許商標庁の特許出願資料によりますと、Appleが提出した内容は、モバイルWi-Fiルーター(HOTSPOT DEVICE)で、円筒形のビジュアルが特徴となっています。日本でもモバイルWi-Fiルーターは各社から多く発売されていますが、円筒形という形はあまり見たことがありませんね。既成概念にとらわれない、Appleらしいデザインで、Mac Proなどの形状を想起させます。
このモバイルWi-Fiルーターは2つに分離する点も特徴で、片側がSIMスロットなどを持つ通信に特化した部分で、もう片側が大型のバッテリーを搭載した部分となっています。また、本体にはボタンなどが設置されていないので、本体をねじる操作により電源のオン/オフの切り替えを行うことができると案内されています。
特許を出願したことが、製品の開発に直結するわけではありませんが、Appleの社内でそうした構想があること自体は間違いがないので、気になるところですね。すでにGoogleが独自の通信サービス「Project Fi」を開始しているので、Appleも将来的にはこうした事業に参入するのでしょうか。
Source:米特許商標庁(USPTO)、http://iphone-mania.jp/news-72767/
Photo:Apple
(クロス)